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【1033号】米マクドナルドがIT活用に力を入れる理由とは?

mcdonald's

 

 

◎本日のニュース

1)見出し

McDonald’s takes on fast-casual with tech upgrades and table service

 

 

 

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2)要約

マクドナルド社は、一部店舗をファストカジュアルに転換し、セルフオーダーシステムやプレミアムメニュー・テーブルサービスを導入している。食事だけではなく、雰囲気・デザインを向上させることにより、利用する価値を高めるためである。

 

マクドナルドは、単にこれまで他社が成功してきたファストカジュアルを、取り入れるだけではない。ITの活用に力を入れることにより、提供スピードを上げるだけではなく、顧客との接客時間を増やそうとしている。

 

ただし、ファストカジュアル化するにしても、多くの顧客が期待するマクドナルドの価値は、価格である。お手頃価格を維持しながら、店舗体験を向上させる必要があるだろう。

 

3)キーとなる英文

McDonald’s Corp. is taking on the fast-casual restaurant industry with its new restaurant design that includes self-order kiosks, premium menu items and table service.

 

4)キーとなる英文の和訳

マクドナルド社は、店舗デザインを刷新することで、ファストカジュアル市場に参入しよとしている。

新型店舗には、セルフオーダーシステムやプレミアムメニュー・テーブルサービスが導入されている。

 

5)気になる単語・表現

redeploy 他動詞 ~を移動させる、~を配置換えする
take on 他動詞句 ~を引き受ける;~を帯び始める
kiosk 名詞 軽食などを提供する店舗
incorporate 他動詞 ~を合体させる
enhanced 形容詞 強化された
outspend 他動詞 ~より多くの金を使う
spin 名詞 一乗り
proposition 名詞 事柄;提案
impersonal 形容詞 個人に関係のない;人間味のない
rest 名詞 安心;解放
stride 名詞 大股;進歩

 

(今回ピックアップ英単語)

【proposition】

(英英)

  1. an idea or a plan of action that is suggested, especially in business = 提案、発議;計画;(商取引の)申し込み、条件の提示(proposalよりはっきりした条件)
  2. a thing that you intend to do; a problem or task to be dealt with = (処理・考慮する)事柄;仕事、問題

(コメント)

抽象的な意味のため、なかなか使いづらい単語。

 

6)ビジネスのヒント

マクドナルド社がファストカジュアルに進出するのは、さほど驚きではありません。というのも、マクドナルドの属するファストフード業界が、ファストカジュアル企業にシェアを奪われているからです。シェアを奪還するために、プレミアムメニューを導入し、テーブルサービスを始めることで、ファストカジュアル化を進めているのが現状です。

 

ただし、ファストカジュアル化しているだけではありません。IT活用にも力を入れています。その理由は以下の通り。

 

【マクドナルド社がIT活用に力を入れる理由】

  1. バック業務を軽減し、より収益に直結する接客に注力するため
  2. 店舗体験をより楽しくするため

 

1について、IT化はコスト削減だけが目的ではありません。バック業務の負担を簡素化することで、本来業務である接客時間を増やすという効果も期待できます。この際のターゲットは、ミレニアル世代。ミレニアル世代は、店員との接触機会をより重視し、それによりブランドロイヤルティを高めるからです。外食企業にとっても、ミレニアル世代は重要な顧客。というのも、ベビーブーマー世代よりも2倍外食にお金を使ってくれるから。このような理由により、ミレニアル世代対策として、ITを接客重視の手段として活用しているのです。

 

2について、ITはバック業務だけに活用しているのではありません。セルフオーダーシステム・スマホ注文・スマホ決済なども導入しています。このような仕組みは進化的であり、IT・ネット利用に長けた世代にとっては、楽しい体験に他なりません。この世代というのも、ミレニアル世代。IT化した店舗体験を通して、チェーンへのロイヤルティを高め、リピート利用をしてくれるというメリットが、提供する企業に発生します。

 

ただし、マクドナルド社にとって、ファストカジュアル化・IT活用がマイナス効果を及ぼすリスクもあります。というのは、多くの顧客が重視する、バリューさ(お手頃価格)が損なわれる恐れがあるからです。プレミアムメニュー・テーブルサービス・先進的な注文方法を導入することで、平均価格が上がっては、顧客の重視する価値が低下することになるので、顧客離れを起こしかねません。お手頃価格という従来価値を維持しながら、ファストカジュアル化・IT化を進める必要があります。

 

【注目点】

  1. ネット通販との差別化のためにも、接客サービス向上につながるIT化は実店舗型サービス業にとっても必須
  2. ファストフードへの期待が価格以外にも広がりつつある

 

注目点の一つ目は、IT活用は実店舗型サービス業にも必須という点。ネット通販には無い価値として、接客サービスに力を入れる意味でIT活用は必要なのです。ITは、ネット・実店舗に関わらず、ビジネス成功に大きく影響を及ぼすことになります。

 

二つ目は、消費者がファストフードに求める価値は、単に安さだけではないということです。食事(メニュー)・デザイン・雰囲気にも期待しているのです。ただし、それはお手頃価格があっての話。このように、ファストフードビジネスは、より難易度が高まっている。

 

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《今回のヒントのまとめ》

  1. マクドナルド社は、ファストカジュアル化とIT化を進めている。前者は、ファストフードチェーンのシェアを奪うファストカジュアル企業から、シェアを奪還するためである。後者は、外食への支出の多いミレニアル世代の支持を得るためである。
  2. ファストカジュアル化として、プレミアムメニュー・テーブルサービスを導入している。
  3. IT化としては、バック業務の簡素化を通じて接客サービスの向上と、店舗体験の向上を進めている。IT活用は、コスト削減だけではなく、バック業務の簡素化により、本来業務である接客に力を注げるようにしてくれる。その結果、店員との接触を重視するミレニアル世代の支持を拡大することができる。
  4. セルフオーダーシステムやスマホ注文・スマホ決済を導入することで、店舗体験がより先進的になる。IT利用に長けたミレニアル世代にとっては、店舗体験がより楽しく感じる。
  5. 実店舗型サービス業は、接客サービス向上のためにIT化が必要である。これにより、ネット通販専業との差別化ができる。また、ファストフードへの消費者の期待は、お手頃価格だけではなく、食事・デザイン・店舗雰囲気にも広がっている。

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7)おすすめ商品・サービス

◎最近見つけた気になるもの

まだ飲んでいないですが、金麦にも琥珀色の商品が登場したようです。

サークルKサンクスの楽天ポイントクーポンで入手しました。(確か80ポイントほど)

麦とホップの琥珀商品は、以前飲んだことがありますが、結構イケました。

金麦はどうなのでしょうか。

 

やっと飲みました。

香ばしい味で、美味しかったです。

ただ、毎日飲みたいというよりも、週末向けですね。

そう多量に飲めるものでもなく、そもそもそういう商品ではないでしょう。

 

金麦 琥珀のくつろぎ

楽天市場でも販売しています。

 

 

◎ウォール・ストリート・ジャーナルで学ぶ英単語

WSJメルマガを始めてから、7年経ちました。

この7年間でわかったことがあります。

読む上で知っておくべき単語さえわかれば、

大まかな内容はわかるということ。

備忘録の意味でも、調べた単語をサイト上にアップしています。

今後、メルマガとしてスピンアウトする予定にしています。

english.ryotarotakao.com/

 

◎Winecarte 簡単ワインの選び方

ワインカルテを作る時にいつも感じるのは、

ワインの情報を探すのが大変ということ。

公式サイト・通販サイトをいくつかあたって、

作っています。

wine.ryotarotakao.com/

 

編集後記

祝日の11月23日にクリスマスツリーを出しました。

次は、年賀状の準備です。

今年は前倒しで行いたいと思います。

 

 

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

感謝・感謝・感謝です!

 

 

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私もごく少ない部数の時に、

いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、

今回は私が恩返しします!

 

 

 

 

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