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【1118号】アマゾンエフェクトだけじゃない、米スーパー業界の苦境とは?

Amazon.com

 

 

 

※火曜日は簡易版に変更しました。

◎本日のニュース

1)見出し

Kroger Seeks to Repel Amazon’s Onslaught

 

 

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2)ビジネスのヒント

アメリカスーパー業界が直面する直近の脅威とは、アレですね、アレ。そう、ホールフーズマーケットの買収を通じたアマゾンの食品小売業参入です。実際、ホールフーズの自然食品や有機食品を大幅値引きし、アマゾンサイトでホールフーズPB商品の販売を始めています。思わぬ競合の登場ですが、それにしても相手が悪すぎる。それが、既存スーパーマーケット企業の本音でしょう。

 

しかし、実際にはこのアマゾンエフェクトだけが課題・脅威ではないようです。特に、全米スーパー業界最大規模のクローガー社は、多くの課題に直面しています。

 

【クローガーが直面する課題】

  1. 今日安売り欧米チェーンの脅威
  2. ネットスーパーの脅威
  3. 歴史的食料品価格の下落
  4. 価格競争の勃発模様

 

1について、欧米ハードディスカウンター最大手は、ドイツのアルディ。クローガーは、アルディの出店攻勢に直面しているようです。

 

2について、ネット通販市場拡大に伴い、ネットスーパーも増えているようです。利便性を見れば、実店舗で買物するよりも便利です。

 

3について、景気拡大の続くアメリカはインフレが続いているのですが、食料品価格は全く異なる様相です。つまり、価格下落の直面しているのです。これは、メーカーのみならず、販売者側のスーパーにも大きな影響を及ぼします。4のように価格競争も落ちます。

 

このような課題に対して、クローガーは次のような対策を講じていいます。

 

【クローガーの対策】

  1. 値下げによるシェア維持
  2. ネット販売・その店舗受取

 

全米スーパー業界シェアトップのクローガーは、シェア維持のため値下げを実施。さらに、ネット通販を拡充するとともに、ネットで買った商品を店舗で受け取れるようにもしています。

 

1はシェアトップから陥落しないようにする措置。2は、利便性を高める措置になります。

 

このように、課題に直面するクローガーですが、最近の業績も芳しくありません。

 

【クローガーの業績】

2四半期連続で既存店売上がマイナス(それまでは13年連続四半期既存店売上がプラス)

 

近々発表される四半期決算では、既存店売上がプラスに転じるとされるものの、プラスの機関は短いとされています。だからこそ、クローガーの株価は年初来で35%も下落しているのです。

 

【注目点】

  1. 食品販売で利益率を上げるのは、サービス提供が必要。
  2. アマゾンのホールフーズ買収のように、スーパー以外の業態もアマゾンが競合に浮上する恐れがある。

 

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《今回のヒントのまとめ》

低価格商品の登場は、市場拡大をもたらす可能性を持つ。

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7)おすすめ商品・サービス

◎最近見つけた気になるもの

WOWOWをついに解約しました。

深夜のオンデマンドが毎日の楽しみだっただけに、少し悲しいですね。

アマゾンプライムやネットフリックスの定期購入を本気で考えています。

無くてもいいと言えばいいのですが…

 

編集後記

中古車の納車が終わりました。

中古車と言っても試乗車なので、新車みたいなもの。

ディーラーで納車式をしていただいたのですが、エクスクルーシブなサービスでオーナー心を燻られました。

納車はディーラーで行うのが一番ですね。

井上さん、ありがとうございました。

 

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

感謝・感謝・感謝です!

 

 

 

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私もごく少ない部数の時に、

いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、

今回は私が恩返しします!

 

 

 

 

 

 

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