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【1057号】シリアル大手のケロッグ社が、小売店舗への直送を減らす理由とは?

Kellogg's Eggo Thick & Fluffy Original

 

 

 

◎本日のニュース

1)見出し

Kellogg Revises Distribution Method

 

 

 

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2)要約

ケロッグ社は、長年続けてきた小売店舗への直送を削減している。その目的は、コスト削減だが、背景にはネットでの食品購入の増加がある。

 

しかし、店舗直送を減らすことで、売場を競合他社に奪われる可能性は否めない。その結果、利益率は向上するものの、売上は減らすリスクがある。

 

スーパーPBの製造主体のトゥルーハウス・フード社は、PB事業の業績向上で、売上・利益率とも向上した。

 

3)キーとなる英文

Kellogg Co. is abandoning its traditional way of delivering some snacks to stores in an effort to cut costs, though it risks hurting sales of some products.

 

4)キーとなる英文の和訳

ケロッグ社は、コスト削減のたまに一部の菓子を店舗に直送する従来のやり方を転換しようとしている。

しかし、一方でその製品の売上が減るリスクが生じる。

 

5)気になる単語・表現

pop 他動詞 はじけさせる
uobeat 形容詞 楽天的な

 

(特に覚えておきたい単語)

おやすみ

 

6)ビジネスのヒント

シリアル業界上位のケロッグ社は、小売店舗への直送を縮小する方針に転換した。この場合の小売店舗とは、スーパーなど小売チェーンの店舗というよりも、独自で運営する独立手系スーパーの店舗という意味合いが強い。

 

【ケロッグ社が小売店舗への直送を縮小する理由】

  1. ネットでの食品購入が増加し、実店舗での売上が縮小傾向にあるから
  2. 大手チェーンへの寡占が進んでいるから

 

1について、ネット通販市場の拡大は、食品にも及んでいるようです。この最右翼に晒されるのが、価格比較さらされやすい加工食品。ケロッグ社のシリアル・菓子もこの対象に含まれます。通販サイトでの食品購入が増えれば、一方で実店舗(特に独立系スーパー)での購入が増えるのは当然。ケロッグ社は、時代の流れに対応したと捉えることができます。

 

2について、ケロッグ社が収益拡大するのに苦労する一方で、大手スーパーのPB商品の販売主体のトゥルーハウスフード社は、業績を拡大しています。これは、大手小売チェーンがPB主体に売上を拡大しているからに他なりません。だから、ケロッグ社は、独立系スーパーへの直送を縮小する方針に転換したのです。

 

この物流方針の転換には、メリット・デメリットがあります。

 

【直送縮小のメリット・デメリット】

(メリット)自社による配送コスト・配送センター維持コストの削減

(デメリット)独立系スーパーの売場を競合他社に奪われること

 

メリットについて、一番のメリットは物流コストの削減。店舗直送から配送センターへの配送に変われば、配送機会自体も減少します。また、物流センター自体を減らせれば、固定費削減にもつながります。

 

一方で、売場を失うデメリットは否めません。独立系スーパーへの直送をやめれば、直送を続けるメーカーにシフトする小売企業が続出することでしょう。逆に言えば、それほど強いブランドが君臨しない市場とも言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、ケロッグ社が店舗直送を削減するのは、シリアルではなく一部の菓子。シリアル主体のケロッグ社が弱いカテゴリーです。よって、モンデリーズなど競合他社に売場を失われる恐れは、かなり高いでしょう。

 

【注目点】

  1. 比較しやすい規格品や購入頻度の高い消耗品は、ネット通販向きだろう。
  2. スーパーなどの小売企業は、PB売場の拡大で売場確保

 

1・2いずれにしても、NB主体の大手食品メーカーは販売方法の転換を余儀なくされているのは間違いありません。賞味期間の長い加工食品は、ネット通販へのシフトを今後余儀なくされるでしょう。

 

ケロッグの物流方針の転換が物語るのは、ネット通販市場の拡大は、物流にも影響を与えているということです。

 

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《今回のヒントのまとめ》

  1. ケロッグ社が、小売店舗への一部菓子の直送を縮減するのは、ネット通販市場の拡大により、独立系スーパーなど店舗での食品購入が減少しているからである。
  2. また、大手小売チェーンの寡占が進み、独立系スーパーの販売力が減少していることも影響する。
  3. この物流方針の転換は、物流コストの削減というメリットが生じる。
  4. 一方で、直送を止めた小売店舗の売場が競合他社に奪われるデメリットもある。
  5. 規格品の加工食品はネット通販向きであり、実店舗の売場はPBの割合が増加していることも、ケロッグの物流方針転換を後押しする。

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ケロッグ フルーツグラノラ ハーフ 徳用袋 500g
by カエレバ

 

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7)おすすめ商品・サービス

◎最近見つけた気になるもの

年末はふるさと納税を幾つかしたのですが、この御礼品はかなりお得と思いませんか?

 

鹿児島県日置市 本格焼酎ふるさと鹿児島限定セット 小正醸造

 

 

なんと900mlの芋焼酎が6本も入っているのです。

これが1万円の寄付でもらえます。(もちろん、税額控除されるので、ある程度所得のある人ならば、2000円の負担になります。)

ふるさと納税の芋焼酎を、他の自治体でも調べましたが、1万円で1.8mlX3本が最高。この小正醸造のセットは、900mlながら総量は同じです。900mlの分だけ、注ぎやすいという利点もあります。

 

まだ飲んでいませんが、かなり楽しみです。

 

ちなみに、小正醸造の鹿児島県限定焼酎は、楽天市場でも販売されています。

 

 

7000円ほどなので、7割の還元になりますね。

スゴイコスパです。

 

編集後記

今回は、東京からの帰省新幹線の中での執筆です。

今週は各地に出張しているのですが、新幹線は車両中間部分の窓側がベストということを学びました。

というのも、窓側は電源があり、さらに揺れが少ないからです。

少しアルコールが回っていますが、新幹線の中は執筆に絶好の場所でもあります。

 

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

感謝・感謝・感謝です!

 

 

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私もごく少ない部数の時に、

いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、

今回は私が恩返しします!

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