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【1064号】女性が赤ワインより白ワインを好む理由

 A Little Cheese With My Wine

※火曜日は簡易版に変更しました。

◎本日のニュース

1)見出し

Why Women Drink More White Wine

 

 

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今日はワインの話題。記事によると、女性は概して、赤ワインよりも白ワインを好むようです。赤ワイン好きの女性を数多く知っているだけに、これには驚き。白ワインを好む理由をまとめると、次のようになります。

 

【女性が白ワインを好む理由】

  1. リフレッシュできるから⇔赤ワインは重く体が熱くなり不快(?)
  2. 頭痛が起こりにくいから⇔赤ワインは頭痛がよく起こる
  3. 赤ワインは歯が汚れるから
  4. 赤ワインはカーペットが汚れるから

 

3・4はウソのような理由ですが、実際にこの理由に触れる女性がいるとか。特に3については、個人的経験上からも、確かに歯が少し黒ずむように見えます。赤ワインを飲んだ後は、舌が少し赤くなっており、飲んだことが丸わかり。男性よりも見た目を気にする女性なら、歯が汚れることを気にして、赤よりも白を選んでも不思議ではありません。

 

4は、少しジョークっぽい理由。ただし、女性のみならず、きれい好きな男性なら、自宅で赤ワインを飲むのを嫌がる人がいるとか。ただし、こぼしてもすぐに対処すれば、汚れがきれいに落ちる液体は販売されているので、この理由はさほど大きくないでしょう。

 

1・2が理由の本丸です。1について、白ワインでリフレッシュできると答えるのは、女性特有の表現のようです。逆に、リフレッシュしたいから白を飲みたいと思うのでしょう。アルコールに求めるコトが、男性と大きく異なるのかもしれません。男性は、酔って気持ちよくなることを最優先にするの対し、女性は日常の雑務から逃れてリフレッシュすることを最重要視するのかもしれません。

 

2について、赤ワインが頭痛を起こしやすいメカニズムは、赤ワインにはフェノール物質が白の10倍含まれるようです。このフェノール物質は、血液の過酸化を抑制し、逆に窒素酸化物が溜まる傾向があります。この窒素酸化物が血管に広がり、頭痛の要因になるようです。このメカニズムが男性よりも女性の方が起こりやすいという理由はないとのことですが、偏頭痛の起きやすい女性は、体内(血管内)のこの変化により敏感に反応するのかもしれません。

 

ただし、女性が白ワインを好むことについて、次のような欠点も見られるようです。

 

【女性が白ワインを好んで飲む欠点】

  1. 頭痛を回避できる一方で、アルコール摂取によるメラノーマ(悪性黒色腫)のリスクが生じること
  2. 美味しい赤ワインを飲むチャンスを逃すこと
  3. 赤ワインを避けることで社交機会が減ること

 

1について、特に炎天下でお酒を飲むとメラノーラのリスクは高まるとか。夏に白ワイン飲むシチュエーションとして、よくある場面です。

 

2について、ワインでより奥が深いのは赤ワインであり、ワイン好きが概して赤の方を好むもの。そのような中で、赤を避けて白ばかり飲むというのでは、せっかくの美味しい赤を味わう機会を逃してしまいます。

 

3について、記事で取り上げられていたのが、赤ワイン好きの友人。この友人は、会食時に、白しか飲まないと話した著者に、白だけなんてありえない話を延々と続けます。そして、赤を飲んだ方がより仲良くなれるとも話しています。結局、最初だけ白を注文したものの、その後は赤。赤を飲まなくなれば、このような社交機会を逃すことになりかねないのです。

 

また、頭痛の解消は難しくとも、赤ワインにもリフレッシュできるワインは存在します。例えば、フランスのシノンやボジョレー。これらのワインは比較的軽いだけではなく、タンニンも少ないために頭痛も起こりにくいようです。

 

【注目点】

  1. 女性に毛嫌いされる赤ワインだが、欠点をクリアできれば、更なる市場拡大は可能だろう。
  2. 社交はアルコールのみならず消費拡大をもたらす

 

1について、多くの女性は、赤ワインの重さ・頭痛を引き起こしやすさゆえに、白ワインを選好するのですが、逆に好まない理由をクリアできれば、白ワインを飲む女性にも飲んでもらえることになります。女性は、男性よりも社交的なだけに、赤ワインを飲まない口実を排除できれば、ヘビーユーザーになる可能性はかなり高くなることでしょう。その結果、赤ワイン市場はさらに拡大します。

 

2について、お酒や料理は1人で消費するよりも、多人数の方が消費量は多いもの。つまり、社交機会は消費を拡大させる力を持つのです。単にモノを売るだけではなく、イベントと物販を同時にするのも、イベントにより社交を生み出し、消費をより拡大させたいからでしょう。プレミアムフライデーも、社交機会を無理やり作り出すことで、消費の拡大を狙っているのです。

 

 

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《今回のヒントのまとめ》

女性が赤ワインよりも白ワインを好むのは、リフレッシュできるからであり、頭痛が起こりにくいからである。

逆にこの好まれない理由を排除できれば、社交的な愛飲者の多い赤ワインだけに、消費をより拡大できるのではないか。

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編集後記

痰の絡む咳もだいぶマシになってきました。

そして、久しくお酒を嗜んでいないのですが、これがまた快適。

このまま飲まなくなりそうと思いましたが、冷静に考えると、それは無さそうです。

逆に、少し恋しくなりました。(笑)

 

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

感謝・感謝・感謝です!

 

 

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いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、

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