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【1146号】企業変革シリーズ2:ビザ編

 

visa

 

※火曜日は簡易版に変更しました。

◎本日のニュース

1)見出し

Visa Spent a Year Developing a ‘Signature Sound’

 

 

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2)ビジネスのヒント

クレジットカード大手のビザカードが、新たなブランド戦術を行うようです。それは、音の活用です。

 

【ビザが今後行う音ブランディング】

  1. 心地よくエネルギッシュな固有の音の開発・提供
  2. 決済時に音を鳴らす

 

1について、その音の特徴は、利用者の気持ちを穏やかにさせるとともに、エネルギッシュさを出し、心に残るようです。心に残るから、ブランディングに活用できるのです。さらに、音が少し速いのでしょうか、スピーディーさも醸し出し、利便性の高さも表現しています。

 

2について、その音が出るのは、決済時。スマホ通販や実店舗での支払い時に、電子マネーのWAONやEdyのような音が鳴るのでしょう。クレジットカードとしては、画期的な施策です。

 

ビザが音を活用する背景には、もちろんITが関連します。

 

【音ブランディングが生まれた背景】

  1. カード以外の決済の増加
  2. AIスピーカーの普及
  3. ブランド認知しやすい場所

 

1について、カード以外の決済とは、大部分がスマホ決済。カードを見る機会が一気に減るので、固有の音を聞いてもらうことで、ビザというブランドを想起してもおうという狙いです。

 

2について、AIスピーカーの普及は、音による検索・情報入手が増えることを意味します。そうなれば、ブランディングにも音を活用しなくてはなりません。

 

3について、クレジットカードはこれまでテレビCMやその他広告で、ブランド認知を高めようとしてきました。しかし、実際にブランドを一番身近に感じてもらえるのは、決済時。実際に支払う時に、心地よくエネルギッシュな固有の音を提供できれば、ブランド認知を広げるのみならず、好感度もアップする可能性は高まることでしょう。

 

音によるブランディングは、決して目新しいわけではありません。インテル(「インテルはいっている」の音)やNBCで活用されていました。その音にビザが有効性を見出したのは、ブランドロゴが印刷されたプラスチックのカードを使う機会が減ったとともに、音による情報入手機会が増えたからでしょう。

 

さらに、音だけではなく、ユニークな振動やロゴにアニメーションを加えることも検討しています。静止したロゴだけでは、なかなか消費者の心に届かないと判断したのでしょう。音と動作により、消費者の関心を引き込み、ブランドロイヤルティを高めようとしています。

 

【注目点】

  1. スマホの普及により、ブランドとの接触機会・頻度が変わる。
  2. 音は意外に心に残りやすく、ブランド認知度アップに有効ではないか。

 

1について、スマホの普及により、小さな画面を覗く時間が増えれば、これまでのブランドとの接触機会は大きく変わります。例えば、看板やつり革広告なども、これまでほど見られなくなるかもしれません。ビザも同様で、スマホ決済が増えれば、プラスチックのカードを使う機会が減り、ビザマークを見ることも少なくなります。だからこそ、音によるブランディングを採用したのです。

 

2について、音は聞いて終わりではなく、特殊な音は耳に残ります。耳に残れば、ブランドとの接触機会も増え、認知度アップに貢献できることでしょう。耳に残りやすいラジオ広告が多いのも、納得です。

 

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《今回のヒントのまとめ》

スマホ利用が増えれば、ブランドとの接触機会や頻度が変わる。

だからこそ、心に残りやすい音が、ブランドロイヤルティ向上に効果を発揮するのではないか。

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7)おすすめ商品・サービス

◎最近見つけた気になるもの

キンドルをついに買いました。

買った理由は、読書機会がめっきり減ったから。

カバンが常にパンパンで、本を入れるスペースがないからです。

さらに、図書館に行く暇もない。

ならば、キンドルの電子書籍を読めばいいのではないか、と考えたわけです。

図書館や古本を活用することができないので、少し高く付きますが、自分が成長できれると考えれば、安いもの。

私が買ったのは、バックライトのあるKindle Paperwhiteです。

レビューはまた後日。

 

編集後記

先日、社会人同期組の有人と、久しぶりに西宮で飲みました。

何でも話せる友人は、大切ですねぇ。

モツ鍋を食べましたが、会計を見て、思わず忘年会価格と思ったほどでした。

まぁ、美味しかったからよかったですが。

 

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