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【347号】大手食品メーカー・レストラン企業が減塩商品を開発する理由とは?

◎2010年4月27日11:49の最新ニュース
Bias Suit Advances Against Wal-Mart
ウォールマートに対する性差別訴訟が、
史上最大級の集団訴訟に発展する可能性が高まった。

◎本日のニュース

1)見出し

Salt Assault Gets Allies

2)要約

ニューヨーク市長による今後5年間での
食塩摂取量20%減少方針を受けて、
16の食品メーカー・レストランチェーンは、
提供する商品に使用する塩分を減らすことで合意した。

ニューヨーク市で食塩摂取量が問題になるのは、
現在アメリカ人が摂取している食塩量が必要量の2倍に達しており


この影響で心臓発作や心臓麻痺が起こりやすくなっているからである。

企業による今回の合意には法的制約はなく、
企業が独自に減塩する商品を選ぶことができるという。

ただし、今後全商品群に減塩の適応を求められる可能性があり、
企業や市民団体からは、企業や消費者の自由な選択を阻害する
ものとして批判の声が挙がっている。

3)キーとなる英文
Sixteen food makers and restaurant chains have agreed to
cut salt in products from ketchup to bacon as part of a
city-led national push to trim Americans’ salt consumption
by 20% over five years, Mayor Michael Bloomberg plans to
announce Monday.

4)キーとなる英文の和訳
16の食品メーカーとレストランチェーンは、ケチャップから
ベーコンまでの各製品において食塩量を減らすことで
合意したことを、マイケルブルームバーグ市長は月曜に発表する予定である。
これは、今後5年間でアメリカ人の食塩摂取量を20%減少させるという、
市が進める全国的な試みに呼応したものである。

3)気になる単語・表現と解説

(気になる単語・表現)
trim    他動詞     ~を刈り込む

(解説)
なし

5)今日のヒント
行政による働き掛けで、企業の商品開発が影響を
受けるという点には驚いた。

国民の福祉を増進させるために、
◎健康に害を与える可能性を明記する規制を設定
(例 タバコのパッケージにある大きな字の注意書き)
◎税制優遇などによる消費の誘導(例 エコポイント)
などが行われているが、直接的に商品開発までにその影響が
及ぶことは大変珍しいだろう。
(もちろん、有害性が認められれば、使用禁止などの規制を行うことはある。)

この背景には、社会保障費を減らそうという
行政側の意図が見えなくもない。

ならば、アメリカのこの動きは、年金・医療費などの
社会保障費の増大に悩む日本にも波及することが考えられる。

ただ、行政による規制で消費者の選択肢が狭まることは、
福祉とは言い難い。

また、食には、健康の維持とともに
美味しさも求められる。

消費者が自分のニーズにあった商品を選択できるように、
商品にまつわる情報が比較検討できる環境が一番望まれる。

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《今回のヒントのまとめ》
▼ニューヨーク市では、大手食品メーカーとレストランチェーンが
減塩商品を開発することで合意した。

▼この背後には、アメリカ人の食塩摂取量を減らすことにより、
社会保障費を減らしたいという行政側の意図が見えなくもないので、
日本での同様の減塩運動が今後起こりうるだろう。

▼ただし、行政による規制ではなく、消費者が自分の欲する
商品を選択できるように、商品にまつわる情報を比較検討できる
環境が一番望ましい。

***************************

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編集後記
こんばんは、高尾です。
今週末からGWが始まります。
今年もいろいろ思うことがあって、遠出はしない予定。
土佐に行って志新たにしたいと思っていましたが、
桂浜は自動車の乗り入れを禁止するようです。
龍馬人気がすごいから。
龍馬伝を見て、改めて幕末から明治維新を勉強してみたいと思いました。
高尾亮太朗のツイッター⇒ twitter.com/ryotarotakao
高尾亮太朗の公式サイト⇒ ryotarotakao.com
今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝・感謝・感謝です!

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