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【346号】アメリカ外食産業、業績回復もぬか喜びできないわけ。

◎2010年4月24日13:48の最新ニュース
Obama Blasts Arizona Law
オバマ大統領は、

違法移民の取締を強化するアリゾナ州の法案に対して、
激しく非難した。

◎本日のニュース

1)見出し

Dining Out Regains Favor as Simple Luxury

2)要約

アメリカの大手外食企業の業績が、回復傾向にある。

売上・利益とも増加しており、最悪期は脱した模様だ。

しかし、それは、価格を下げて客数が増えた結果であり、
企業側は今後も以前厳しい見通しを立てている。

一方、卸売物価が上昇しており、値上げしにくい現在の状況が続くと
、利益が圧迫される可能性が高い。

3)キーとなる英文
Instead, they have developed new, lower-cost items or reduced costs
by substituting lower-priced ingredients in their recipes.

4)キーとなる英文の和訳
代わりに、新しい低コストのメニューを開発するか、
現状のレシピでより低価格の原材料に変えることに
よってコストを下げてきた。

3)気になる単語・表現と解説
(気になる単語・表現)
substitute      他動詞     ~を代わりに用いる

(解説)
なし

5)今日のヒント
記事のタイトルを見ると、一見飲食業界の業績が回復しているように思えるが、
タイトルをよく見ると、「simple」という単語が使われている。

この意味には、「質素」という言葉がよく合い、
タイトルが示す意味は「外食する機会は以前よりも増えているものの、
レストランでは質素なメニューを選んでいる」だろう。

この消費者の強い節約志向の背景には、
いまだ不安定な雇用状況がある。

その環境に適応するために、外食企業は
低価格メニューを提供している。

一方で、資源高の影響で原材料価格は上昇傾向であり、
この傾向が続けば利益が圧迫される。

しかし、単に値上げをしては、消費者にソッポを
向かれるのがオチ。

これまでの消費者は、どのレストランに行くかを
決めるのに頭を悩ましていたが、節約をおぼえた今の消費者は、
外食するか内食するかに頭を悩ます。

外食が内食よりも高くつくことは仕方ないので、
低価格メニューだけで消費者に外食を選んでもらうことは、
無理がある。

ならば、いかに消費者に外食するメリット(=ベネフィット)を
提供するかという視点を組み込んだメニュー・サービスの開発が、
今後必要になるだろう。

***************************
《今回のヒントのまとめ》
▼外食企業の業績が回復しているが、その理由は
利益率の高い低価格メニューで来客数を増やしていることにある。

▼消費者の節約志向は依然強いので、消費者に外食を選んでもらうには、
価格に頼るのではなく、消費者の求めるベネフィットを提供できる
メニュー・サービスを開発する必要があるだろう。

***************************

6)おすすめ商品・サービス

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編集後記
こんばんは、高尾です。
昨日は、ソフトバンクの孫さんと楽天の三木谷さんの対談を
ユーストリームで拝見しました。
普段顔を合わすことのない二人を、ネットを通して無料で、
しかもライブで見れるなんて、本当にすごい時代になったものです。
これまで、実際に講演会に足を運んだ人しか
見聞きできなかった情報が、世界に発進される。
情報量が、今後爆発的に増えることは間違いありません。
さらにipadなどの簡単にネットに接続できる端末の普及により、
ネット人口・ネット接続時間もさらに増えると予測しています。
そして、選挙もネット解禁の様子。
商品力よりも、いかに情報を発信するかで、
商品の売れ行きに大きな影響が出るようになるのではないでしょうか。

高尾亮太朗のツイッター⇒ twitter.com/ryotarotakao
高尾亮太朗の公式サイト⇒ ryotarotakao.com

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